久しぶりにハードボイルドな世界へ行ってきた。沢崎を懐かしく思う。沢崎の事務所は、私の記憶が確かならば、新宿中央公園の近くだった、このふたりは、街ですれ違ったことがあったかもしれない、などとあり得ない想像をしたりして。それにしても、読後には納得なのだが、タイトルがいただけない。後回しにして積ん読状態になりかけていたのもそれが理由だ。「パラソルって!古っ!」。確かに1995年の作品だが、ストーリーは全く古さを感じさせない。というより感じているヒマはない。PCの前でおろおろする姿が登場する。今ではなかなか見られない光景だが、そんなことに気をとられている余裕はない!一気に読まされてしまった。夜から読み始めなくて本当に良かった。絶対に徹夜になっただろう。読んでみようという方には、読むのを止められないということ忠告したい。それから、酒飲みならきっとウイスキーが欲しくなるはずなので、ご用意を。(それじゃ朝から読めないか!いや、朝からでも飲むのが彼流か。)私は、おいしいホットドックが食べたくなった。キャベツが入っているヤツを。
「私たちは世代で生きてきたんじゃない。個人で生きてきたんだ」
ふむ。かっこいい。
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![]() | テロリストのパラソル 藤原 伊織 (1998/07) 講談社 この商品の詳細を見る |
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