ワスレルカラカク

どんどん忘れてしまう日々のあれこれを綴ってみようというあやふやな試みです。

「GOTH」

はじめての乙一。正直に言って「もっと読みたい!」という気にはならなかった。でも、若いのになかなか上手だなあとは思う(調べてみたら、そんなに若くもなかった・・)。主人公の名前を明らかにしないで最後にひっくり返すとか、犬と人間が最後にひっくり返るとか、そのテの手法は、一冊の中でここまで乱用されると飽きてしまう。そのために名前を出せずに「**君」などと表記していては、ああ、ひっくり返すんだなと読めてしまうので残念。主人公も森野もキャラクターが好きになれなかった。でも、健康的なキャラクターにしてしまったら、よくあるパターンになってしまうのかもしれない。
これは、いわゆる「黒乙一」に分類されるのか?<せつなさの達人>といわれる「白乙一」のほうもひとつ読んでみたいと思う。または、長編を。



GOTH―リストカット事件 GOTH―リストカット事件
乙一 (2002/07)
角川書店

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